aitm 初公開:AI をターミナルに組み込む
目次
概要
aitm は AI 機能を直接ターミナル体験に組み込んだ、デスクトップ向けターミナルアプリです。
- 普通のターミナル:コマンドを打ち、出力を見て、次の手を自分で考える。
- aitm:AI と直接対話できる。AI はファイルを読み、コマンド履歴を検索し、実行したいコマンドを提案できる —— ただし、実行はすべて あなたの明示的な承認が必要。
つまり:AI をあなたのワークフローに招き入れる、ただし主導権は渡さない。
なぜ作ったか
ターミナルを開いて、別途ブラウザで AI に質問してコピペして戻る —— このコンテキストスイッチが多すぎます。市場の「AI ターミナル」は両極端に振れがちで、ターミナルに対話ボックスを足しただけでツール実行はできないか、あるいは完全に AI 主導であなたが実行過程を見られないエージェントになっています。
aitm の狙いはその中間:
AI はあなたの環境(ファイル / コマンド履歴 / 出力)を見られ、必要に応じて手を動かせる(コマンド実行、ファイル読み取り)。最終判断は常にあなたが下す。AI が提案し、あなたがボタンを押す。
このリリースの主な内容
1. AI ツール呼び出しループ
AI は提案だけにとどまらず、制御されたツール群を呼び出して直接動けます:
- ディレクトリ閲覧、ファイル読み取り
- ターミナルコマンド履歴の閲覧・キーワード検索
- 実行したいコマンドを提案して、承認待ち
実行系の操作はすべて、完全なコマンドを確認ダイアログで見せてから行います。
2. AI が「今の状況」を自動把握
AI が「ターミナル履歴の読み取り」などのツールを呼ぶと、aitm が結果に現在の git ブランチ / 作業ディレクトリ / リッスン中ポートをコンテキストとして自動で前置きします。プロジェクトの状況や作業ツリーの汚れ具合、稼働中サービスを、毎回説明する必要がありません。
3. Tab メタ情報が一目瞭然
各 tab の右側に現在の git ブランチ、dirty 状態、未プッシュ commits、リッスン中ポートが表示されます。複数 tab を並行で走らせていても、tab バーをひと目見れば各プロジェクトの状態が分かります。
4. システム通知
長時間タスクの完了、AI の承認待ち、AI の対話一巡終了 —— これらの節目で aitm が macOS / Windows のシステム通知を能動的に送ります。ウィンドウを凝視する必要はありません。
各 tab にステータスリングが付きます(琥珀色パルス = 承認待ち / マゼンタ = エラー / 青 = 実行中 / 緑 = 完了)。⌘ + ⇧ + U のグローバルショートカットで未読のある tab に直接ジャンプし、AI サイドバーが開きます。
5. ターミナル通知プロトコル互換
OSC 9 / OSC 99 / OSC 777 などのターミナル通知プロトコルをバックエンドで解析。「終わったよ」通知を発する大半の CLI ツールは、aitm ではそのまま通知イベントとして拾えます。
6. レイアウトを切り替え可能
AI サイドバーとファイルツリーの左右位置を設定パネルで切り替えられます。お使いの画面構成に合わせて調整可能。
ダウンロード
- aitm 製品ページ から最新版をどうぞ
- 対応プラットフォーム:macOS Apple Silicon、Windows x86_64、Windows ARM64
- インストール手順、初回利用、セキュリティモデル、FAQ はすべて製品ページに記載
AI は別のタブではなく、あなたのそばにあるべきだと感じるなら、ぜひ試してみてください。
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